せっかくならこだわりをつめこんだ家が欲しいと思いませんか。
おしゃれな家、家事がしやすい家、のびのび子育てができる家、コンパクトで住みやすい家など色々ありますが、どこにこだわるか決められますか?
例えばコンパクトで住みやすい回廊の間取りとトイレが2か所は譲れないなど。
そこで各部屋のこだわりアイデアを調べてみました。
■リビング
リビングは居心地がよく、家族が自然と集まってくるような空間にしたいものです。
来客に見せる機会もあるかもしれませんから、見た目にもこだわりたいです。
・デザイン性の高いリビング階段
おしゃれなリビングにしたいなら、「螺旋階段」や「スケルトン階段」などデザイン性に凝ってみるのはいかがでしょうか。
帰宅した家族や、二階の自室から外出しようとする家族と必ず顔を合わせることになり、コミュニケーションが生まれるというメリットがあります。
・吹き抜け
吹き抜けを作ると、開放的なリビングとなります。
ただし、リビングの音や調理の臭いが2階まで伝わってしまい、空調が効きにくい、天井が高いので照明の交換がしにくいといった問題をクリアする必要があります。
また、吹き抜けを作るとそのぶん2階の床面積が減ってしまうので、床面積を取るのか吹き抜けを取るのかよく検討が必要です。
・和室コーナー
リビングからつながる和室コーナーは根強い人気があります。
その理由は、くつろいだり、子どもがお昼寝をしたり、お客様をもてなしたり、多目的に使えるので工夫すればとてもオシャレな空間にもなります。
純和風の和室や、縁(フチ)のない正方形の畳(琉球畳)などがあります。
足元に「地窓」や間接照明を取り入れるなど様々な趣向を凝らした「和モダン」な空間が作れます。
・大空間リビング
柱や壁のない大空間のリビング・ダイニングはいかがでしょうか。
大空間を作るのは、鉄骨造や鉄筋コンクリート造が得意ですが、木造の場合は、家に必要な強度を保つために、一定間隔で柱や耐力壁が必要になります。
ただし、大空間リビングは空調が効きにくく光熱費が高めになりがちという点には注意が必要です。
大空間リビングにする場合でも、必要に応じて部屋を区切れるように扉を付けておくと、場面に応じて使い分けしやすくなります。
・ウッドデッキへのつながり
リビングの外にウッドデッキを作れば、食事や遊び場など多目的に使うことができます。
リビングの床材とウッドデッキの色を合わせておくと、空間につながりができて広々と見えます。
■キッチン
・対面式キッチン
近年では、リビングを眺めながら調理できる対面式キッチンが主流です。
ダイニングテーブルと横並びにしたり、対面側をバーカウンター風にしたりしてオシャレな照明を吊り下げる方法も人気です。
・アイランドキッチン
アイランドキッチンは収納や作業スペースが広く、見た目もオシャレです。
ただし、対面式キッチンよりも間取り上は広いスペースを必要としますし、キッチン設備のグレードも高くなります。
ただし、散らかっていると丸見えになってしまうという点があります。
・独立キッチン
料理が好きで、作業に集中したい方などに選ばれるのが独立キッチンです。
独立キッチンは収納をたっぷり設けることができ、デザインにも変化をつけやすいです。
■収納
・ファミリークローゼット
家族の服を一ヶ所に収納するようにすると、洗濯後の流れがスムーズになります。
ただし、個室にも小ぶりな収納スペースを作ったほうがよいかどうか慎重に検討してください。
・パントリー
家電や食材をたっぷり収納できるパントリーがあると、キッチンが片付きます。
ウォークインタイプにするのか、棚の高さと奥行はどのくらいにするのか、収納したいものをイメージしながら計画することが大切です。
・ウォークイン玄関収納(シューズクローク)
近年人気が高まっているのが、アウトドア用品などをたっぷり収納できるウォークインタイプの土間収納(シューズクローク)です。
コートやカバンも置けるようにすると、動線がスムーズになるので散らかりにくいです。
また、クロークの出入り口や照明のデザインにもこだわれば、便利なだけでなくオシャレな空間になります。
・ロフト・小屋裏
スペースに余裕がない場合には、ロフトや小屋裏を活用するのがおすすめです。
重いものを収納したいときや頻繁に利用したいときは、ハシゴではなく固定階段にすると使いやすくなります。
・リビング収納
いつの間にかモノが増えて散らかってしまうリビングには、ある程度の収納が必要です。
すっきりと隠す収納と見せる収納を使い分けるとよいでしょう。
■家事動線
水回り(キッチン・風呂・洗面・トイレ)は近くに固めて行き来しやすくすると家事効率が良くなります。
洗濯については干す場所と服をしまう場所の位置関係も重要です。
毎日の家事はいかに効率よくこなすかでストレスが軽減します。
まずは、現状で何が不満かを書き上げたうえで間取りを考えてみてはいかがでしょうか。
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