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【瑕疵保険⑧】リフォーム瑕疵保険

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カテゴリ:【 お金・ローン・税金・補助金 】
高崎テクノがお送りする高崎不動産情報ライブラリーです。
今日の高崎は秋晴れ。しかし、気温は低く、乾燥しています。
加湿器やエアコンをうまく使って、換気も忘れずに。
それでは今日もお役立ち情報をお届けいたします。


既存住宅売買瑕疵保険シリーズ8回目です。
今回はリフォーム瑕疵保険について説明します。

リフォーム瑕疵保険とは?

瑕疵保険シリーズも今回のリフォーム瑕疵保険で一旦終了となるよ。

リフォーム瑕疵保険という名前から、リフォーム会社が入る保険でしょうか。

その通り。
リフォームした箇所に不具合があった場合に保険で補修してもらえる内容だね。

それは安心ですね。
リフォームするなら入ってもらった方がいいです。

ところがそんなに簡単な話ではないんだ。

どういうことですか?
保険があった方がいいじゃないですか。

既存の制度と保証の範囲が被るのが問題なんだ。
通常リフォーム会社は工事賠償責任保険という保険に加入している。
リフォームした箇所に不具合があった場合に、補修費用が保険で賄える制度だ。

リフォーム瑕疵保険と同じですね。

損害保険ってのは、一つの事象で複数から保険は下りないんだ。
だから、工事賠償責任保険に加入している事業者がリフォーム瑕疵保険にも加入して、リフォームで不具合が生じた場合、基本的にはどちらかの保険しか使えないことになる。

重ねて入る意味ないですよね。

明らかに違う点があって、リフォーム瑕疵保険はリフォーム会社が倒産しても保険会社に直接請求できるんだけど、工事賠償責任保険はその会社が倒産してしまうと保険は下りない。

だったらリフォーム瑕疵保険の方がいいです。

ただね、リフォーム瑕疵保険の期間って、1年とか2年なんだ。
短期間だから、リフォーム会社の倒産リスクっていってもそこまで気にするほどかな、というのが個人的な見解だ。

う~ん。なんだかよくわからなくなりました。

工事賠償責任保険は事業者が年単位で費用を支払うのに対して、リフォーム瑕疵保険は現場ごとに費用が必要で、年間の工事数で勘案するとリフォーム瑕疵保険の方が割高だから、加入したくないリフォーム会社が多いと思う。

リフォーム瑕疵保険が必要な場合がある

ただ、リフォーム瑕疵保険が必要な状況がある。
それはリフォームに関する補助制度を利用する場合だ。
補助事業によっては、リフォーム瑕疵保険の加入が条件になっているものがあるんだ。

それは加入してもらわないと困りますね。

補助事業ってのは単年度事業も多くて、数年続いている制度もルールが年単位で変更されるものも多いので、リフォームの補助制度を利用したい場合は、補助制度に慣れているリフォーム会社を選ばないと、結果的に補助制度が利用できなかった、という状況も起こり得る。

でも補助制度が得意かどうかなんて見分けられませんよ。

簡単だよ。補助制度の利用を契約の条件にすればいい。
工事請負契約は不動産売買契約みたいに凝り固まったものではないから、要望をきちんと書面化しておくことをお勧めするよ。

リフォーム瑕疵保険ごと依頼する訳ですね。

万が一リフォーム瑕疵保険に加入できない場合の責任は事業者にあるから、例えば本来補助制度でもらえるはずだった金額を補填してもらうとかの交渉ができるようになる。

リフォーム瑕疵保険の意味

補助制度を使わない場合はリフォーム瑕疵保険は要らないということですか?

そうとも言えない。
厳密にいうと工事賠償責任保険とリフォーム瑕疵保険で違うところもあるし、リフォーム瑕疵保険の費用を求められるなら困るけど、費用負担も含めて工事会社が入るべき保険だから、あって損することはないと思うよ。

まぁ、損がないならあった方がいいですね。

瑕疵保険というのはセーフティネットという位置付けだから、国交省は瑕疵保険の利用を強く推奨している。
住宅リフォーム事業者登録団体制度っていう安心してリフォームするための制度があるんだけど、ここの登録事業者は一定金額以上の工事を行う場合は、基本的にはリフォーム瑕疵保険を利用するルールになっていたりする。

事業者選びの材料にもなるってことですか?

極論言うと、リフォーム瑕疵保険の本当の価値は事業者選びだと思う。
数万円のコストを負担して安心を提供してくれる事業者と、数万円をけちる事業者とどっちがいい?

それは負担してもらえる方がいいに決まってます。

消費者の安心安全のためにできることについて気が回っている事業者を選びたいよね。
制度上、瑕疵保険法人がリフォーム内容の確認をすることになっているから、詐欺まがいのリフォーム会社を弾くにはもってこいだと思うよ。


瑕疵保険シリーズまとめ

長々とお付き合いいただいてありがとうございます。

耐震基準適合証明書もそうでしたけど、本当にややこしいですね。

瑕疵保険で言えることは、対応できる事業者選びが重要ということ。一般の消費者でコントロールできるものではないからね。

これだけややこしい仕組みを理解している人だったら、中古住宅でも安心して取引できそうです。

個人的な意見を言うと、瑕疵保険を利用するメリットは事業者選びに尽きると思う。
言い方が極端かもしれないけど、瑕疵保険って単なる制度の問題だから、この程度の知識や実務経験のない事業者に中古の取引を任せるのは怖いと思うよ。

そんなこと言ってもいいんですか?

そのうち刺されるかも(笑)
確率で言うと、ほとんどの業者が知らないレベルだから、それくらい中古の取引を知らない業者が多いってことを実感するには、瑕疵保険は良いテーマなんじゃないかな。
中古を検討している人は、瑕疵保険について詳しい説明を聞いた方が良いと思うよ。



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