高崎テクノがお送りします高崎不動産情報ライブラリーです。
朝晩はめっきり寒くなりましたね。目前の冬に備えてのこの話題です。
今年は暑い夏を終えたと思ったら、あっという間に寒くなってきましたね。
そして、今年の12月以降は3年ぶりに寒い冬になるといわれております。
冬になると気を付けなければならない事というと、雪の降る地域は雪下ろしなどがあります。
大雪になると、屋根やカーポートには数十センチから数メートルの雪が積もる事もあります。
今回は、雪が積もった場合、屋根にかかる負担はどのくらいなのか、また、雪下ろしをする際の注意点などについてお話したいと思います。
降ったばかりの雪は、雪と雪の間に空気を含んでいるためフワフワですが、時間が経つと密度が増加して重くなります。
新雪のように乾いた雪と、降ってから時間が経った湿った雪では重さが違います。
例えば、100㎡の屋根に湿った雪が10㎝積もった場合、その重さは約1.5トン。雪が積もったままにしておくと、雪の重みで屋根や物置、カーポートなどが破損することがあります。
屋根の破損を防ぐために雪下ろしは必要ですが、毎年、雪による事故の多くは除雪の作業中に起こっています。
中でも、屋根から転落したり、屋根から落ちた雪が直撃するなどの原因で発生する事故が多くなっています。雪下ろし中の事故を防ぐためには、万全の準備が必要です。
作業は1人ではなく2人以上で、家族や近所に声をかけてから行うようにしましょう。
また、転落事故を防ぐために、命綱やヘルメットをしっかり着用し、屋根にかけるはしごは動かないようにしっかりと固定してください。
万が一転倒した場合にクッション代わりとなるため、周囲に雪を残すこともポイントです。
屋根から雪がせり出して雪庇やつららが出来ている場合は、その下に人がいないか確認しましょう。
また、冬は空気が乾燥します。
東京では1月~2月頃が1年の中でも最も乾燥する時期です。
空気が乾燥すると火がつきやすく、いったん火がつくと一気に燃え広がる恐れがあります。
冬になると事故の数も増えると言われていますので、くれぐれも火災ももちろんですが、雪下ろしでも事故のないよう、お気を付けいただけたらと思います。
また、積雪などで屋根やカーポートが破損した場合は、保険の対象となるかと思いますので、すぐに保険会社へお電話して、保険の適用となるか?どのように進めれば良いのか?の確認をしてください。
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