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「実家」は思い出の場所?それとも老後の味方?〜親の気持ちに寄り添う、これからの家じまい〜【高崎不動産情報ライブラリー】

【 ライフプランニング 】

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「そろそろ実家の将来について考えなきゃいけないかも…」

そう思いつつも、「親にどう切り出せばいいかわからない」「話をしたら怒られそう」と不安になっていませんか?


かつて自分が育った「実家」。

 実は、この「実家」という温かい思い出のイメージこそが、時に老後の選択肢を狭めてしまうことがあるのです。


今回は、親御さんの心を傷つけずに、これからの「実家」と「お金・暮らし」について一緒に考えるヒントをお届けします。


1. 子育てのための家は、老後の暮らしに合わなくなっていく

みなさんのご実家を思い出してみてください。 かつて自分が使っていた子ども部屋は、今どうなっていますか?

物置になっていたり、たまに帰省した時の寝室になっていたりすることが多いのではないでしょうか。

子育て期に合わせた間取り(小分けにされた部屋)や広さは、子どもが独立すると使い道がなくなります。 「もったいない」と分かっていても、「たまに子どもや孫が帰ってくるから」と、そのままにしておくのが親心です。

しかし、広い家のお掃除や庭の手入れ、使わない部屋の管理は、年齢とともに親御さん自身の大きな負担になっていきます。


2. 「思い出の場所」だからこそ、後回しになりがち

親世代にとって実家は、「子どもたちとの大切な思い出が詰まった場所」であり、「いつでも子どもが帰って来られる場所」です。

お金や資産価値の面だけで見れば「たまにしか使わない部屋を残しておくのはもったいない」となっても、親御さんの「感情」がそれを阻みます。

子ども側としても「実家があると帰省がラク」というメリットがあるため、お互いに見過ごしてしまいがちです。 ですが、家も人と同じように歳をとります。後回しにすればするほど、将来の選択肢が減ってしまうのです。


3. 子どもが独立したら考えたい「3つの選択肢」

子どもが独立したタイミングで、家の選択肢は「住み続ける」「売る」「貸す」の3つになります。


①「住み続ける」場合(※お金と体力がかかります)

仮に60歳で子どもが独立し、85歳までその家に住むとすると、あと25年。築年数は40〜50年近くになります。 

外壁や屋根、水回りの不具合、階段の上り下りなど、大きなメンテナンスやバリアフリー工事が必要です。

高齢になってからのリフォーム作業や工事中の生活は、思っている以上に体力を使います。

住み続けるなら、「元気で資金に余裕があるうちに」将来を見越した計画を立てる必要があります。


②「売る・貸す」場合(※老後の強力な資金になる)

無理して住み続けるよりも、コンパクトで暮らしやすいマンションやケア付き住宅へ「ダウンサイズ」するのも素敵な選択です。

これまでローンを払ってきた持ち家は、老後の暮らしを豊かにするための「強力なカード(資産)」になります。売却や賃貸で得た資金を、自分たちの快適な老後生活や医療・介護の備えに充てることができるのです。


4. 元気な親の心を逆立てない!切り出し方の具体例

親世代は「家は一生住み続けるもの」という価値観の中で生きてきた方が多いため、いきなり「売る」「実家じまい」という言葉を使うと、「自分の居場所を奪われる」「追い出される」と感じて反発されてしまいます。


まずは「お金や売却」の話ではなく、「今の暮らしの快適さや安全」を軸に話を切り出してみましょう。


❌ NGな言い方

  • 「もう広い家いらないでしょ?売って小さいところに引越したら?」

  • 「将来介護が必要になったらどうするの?実家売ったお金で施設に入りなさいよ」


⭕️ おすすめの具体例(場面別)

  • 【お掃除や手入れの大変さを気遣うアプローチ】

    「最近、2階の掃除や階段の上り下り、大変じゃない?無理して転んだら心配だから、普段使うモノだけでも1階に集めようか?」

  • 【今後のメンテナンス費用をきっかけにするアプローチ】

    「この家も建ててから〇年経つよね。これから屋根とか外壁を直すとなると結構お金がかかるみたいだから、一回どれくらい費用がかかるか一緒に調べてみようか?」

  • 【親の「これからの快適な暮らし」を応援するアプローチ】

    「子どもたち(自分たち)のことは気にしないで、お父さんとお母さんがこれから一番ラクに、楽しく暮らせる方法を考えようよ。駅の近くのマンションとか、掃除がラクな家のほうが旅行とか趣味にもお金を使えて楽しくない?」


まとめ:子育てが終わった家は「これからの人生を楽しむための資産」

「実家を処分する」と思うと寂しく感じますが、「子育てという大仕事を終えた家が、これからの親の人生を支えてくれる」と考えたらどうでしょうか。


「実家じまい」は、決して思い出を捨てることではありません。 親御さんがこれからも元気で快適に過ごすための「前向きな選択」です。

「何から手をつければいいか分からない」「今の実家の資産価値を知っておきたい」という方は、まずは今後のメンテナンス費用や売却・賃貸のシミュレーションなど、小さなステップからご相談ください。



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