最近、新聞やテレビの中でよく聞くようになった「SDGs(エスディージーズ)」という言葉をご存知でしょうか?
学校の授業や仕事を通じて「SDGs」を知った、という人も多いのではないでしょうか。
日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(略称:木耐協)でも、『木耐協SDGs宣言』と題して、SDGsに取り組んでいたりしますので、少しご紹介したいと思います。
木耐協では「木耐協は木造住宅の耐震化を通じて安心安全な耐震社会の構築と持続可能な地球環境、誰もが健康で幸福な社会を目指しSDGsに取り組んでいきます。令和元年12月2日」という宣言を発表されています。
http://www.mokutaikyo.com/about/sdgs.html (木耐協SDGs宣言はこちら)
とはいえ、まだ日本におけるSDGs認知度は低いのが現状です。
ここではあらためてSDGsとはなにか 、SDGsが掲げている目標をご紹介させていただきたいと思います。
SDGs(持続可能な開発目標)とは、“2030年までに達成すべき17の目標”の事です。
「SDGs(エスディージーズ)」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標の事です。
このサミットでは、2015年から2030年までの長期的な開発の指針として、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択され、この文書の中核を成す「持続可能な開発目標」をSDGsと呼んでいる事が多いようです。
■SDGsの前身である「MDGs」って何?!
SDGsの前身である「MDGs」に代わって定められました。SDGsは、2000年に国連のサミットで採択された「MDGs(エムディージーズ/ミレニアム開発目標)」が2015年に達成期限を迎えたことを受けて、MDGsに代わる新たな世界の目標として定められました。
それまでのMDGsは、以下の8つのゴールを掲げていました。
ゴール1:極度の貧困と飢餓の撲滅
ゴール2:初等教育の完全普及の達成
ゴール3:ジェンダー平等推進と女性の地位向上
ゴール4:乳幼児死亡率の削減
ゴール5:妊産婦の健康の改善
ゴール6:HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止
ゴール7:環境の持続可能性確保
ゴール8:開発のためのグローバルなパートナーシップの推進 (外務省ホームページより)
※MDGsは先進国による途上国の支援を中心とする内容でした。
しかし、MDGsについては、途上国からの反対意見もあり、それを受け、2015年に新たに策定されたのがSDGsというもののようです。
■SDGsの「17の目標」とは何か?
SDGsの「17の目標」とは地球上の誰一人として取り残すことなく持続可能な世界を実現するための17のゴールが決められており、日本も積極的に取り組んでいく内容が含まれています。ちなみに、その17の目標のアイコンは下記の通りです。
住宅購入時にSDGsが関係ないと思われる方もいるかもしれませんが、SDGsは持続可能な開発目標の総称であり、この考えをもってこれから人口減・家余りの状況下で持続可能な街なのかどうかを考え、不動産探しをしてもらいたいと思います。
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